RIKEN/RIBF施設共用促進事業

課題申請について (成果非占有・成果占有 共通事項)

課題申請の前に・・

ご利用方法 フロー図2

初めて当施設をご利用の場合、 または新しいアイデアをお持ちで課題申請書の書き方が良く分からない方には、 書式が簡単な「趣意書」をご用意してあります。 趣意書にご記入いただければ、産業利用開発チーム(当チーム)が ご利用者と相談の上、利用目的・内容を理解させて頂きながら、 具体的な利用方法についてアドバイスさせて頂きます。
ご希望の利用形態(成果非占有利用 or 成果占有利用)を決めて頂き、 課題分類に従った「課題申請書」を作成して頂きます。 課題申請書の作成に当たっては、記入方法の指導も行えますので、ご相談ください。

「趣意書」ダウンロード

こちらの 趣意書:書式 にご記入の上、(施設共用窓口) から、メールでお送り下さい。追って当チームよりご連絡申し上げます。
また、ご利用に関するご相談・お問い合わせ・施設見学なども、 先ず趣意書にてご連絡頂けると幸甚です。

ビーム供給実績表をご確認ください

ご利用したい重イオンビーム(1次ビーム)、RIビーム(2次ビーム)が明確な場合は、 課題申請書を作成される前に、予め 「ビーム供給実績表」をご確認ください。 「ビーム供給実績表」に未記載のビーム核種、ビームエネルギー、ビーム強度を希望する場合は、 ご相談の上、施設側でビーム開発を検討させて頂きます。
尚、複数の1次ビーム(加速する核種、エネルギーの切替え)が必要な場合は、 イオン源、加速器の再調整に1〜2日以上必要となります。

採択課題の有効期間

「成果非占有利用」は、課題採択後原則2年間とします。 ビームタイム割り当ては年2期制ですので、4期以内に採択された課題のビームタイム日数が 完了できるようにして下さい。 利用者側の事情により2年間で完了できない場合は、予めご相談ください。
「成果占有利用」は、なるべく年度をまたがずに各年度毎に課題申請を行ってください。

課題申請にあたっての留意点

● 募集対象

本施設共用促進事業は、日本国内の民間企業、 及び民間企業と共に産業目的の基盤技術等の共同開発を行っている国内研究機関 を対象としています。 申請書の実験代表者、もしくは実験参加者に、民間企業または産業界に準じる機関 に所属する者が1名以上含まれていることが必要です。

● 募集期間

趣意書、課題申請書は随時受け付けております。
しかしながら、年2期制のビームタイムスケジュールを行っておりますので、 利用実施のご希望日程を考慮の上、早めに課題申請をして下さる様お願い申し上げます。 ご利用の流れをご参照ください。

● 利用者の理研における身分

RIBFの加速器施設を利用する為に、放射線管理区域に立ち入る利用者は、 外部利用者として登録していただきます。 利用者登録をご参照ください。

● 安全の確保

利用実施中(ビームタイム中)に、放射線管理区域に立ち入る利用者は、 利用者が所属する機関にて放射線業務従事者に登録されている必要があります。 理研での放射線業務従事者登録をご参照ください。
また、利用課題の内容によっては、安全確保を目的とする所定の手続きのため、 利用者が所属する機関の長等による承認・届出・確認等を求める場合があります。

● 除外事由

申請課題が学術的研究とみなされる場合は、この事業の対象ではありません。 課題分類をご参照ください。