RIKEN/RIBF施設共用促進事業

ご利用の流れ

● 全体的な流れ
ご利用方法の全体的な流れについて、次の図に示します。

ご利用方法 フロー図1

ご利用にあたっては、まず課題申請書をご提出いただきます。 申請された課題の審査は、先ず産業利用開発チーム(当チーム)で予備審査が行われてから、 産業課題採択委員会(IN-PAC)が本審査を行います。 課題が採択されると、ビームタイム申請を行っていただき、 安全審査で承認されると、ビームタイムが配分されます。
「成果非占有利用」「成果占有利用」共に全体的な流れは同じですが、 課題申請と審査については異なります。詳しくは、 課題審査(成果非占有) 及び  課題審査(成果占有)をご覧下さい。

● 課題の 募集 〜 申請 〜 審査
課題は随時受け付けております。 しかしながら、当施設では 前期(4〜9月)後期(10〜3月)に分けた 年2期制のビームタイムスケジュールを行っておりますので、 課題審査以降のスケジュールは前期と後期に分けて行われます。
IN-PACは、新しい課題申請が有り次第開催されます。 利用実施を直近次期のビームタイム期間中にご希望の場合は、 各期開始の約5ヶ月前 (後期の場合5月、前期の場合前年度の11月)までに課題申請 の手続きを完了して下さるよう、お願い申し上げます。 尚、「初めてお問い合わせ」をいただく場合や、 利用経験があるが「全く新規の課題を申請」される場合は、 更に1か月前までに予め当チームにご相談しておいてください。

● ビームタイムの 申請 〜 承認 〜 実施
課題が採択されたら、ご利用者側の実施スケジュールや準備状況等に合わせて、 ビーム利用実施の時期を決めて下さい。 但し、 採択課題の有効期限までに、 採択されているビームタイム日数が完了するようにして下さい。 例年、後期は7月頃、前期は前年度1月頃に、 ビームタイム希望調査のアナウンスを行いますので、 日程希望調査票に、次半期期間内の希望日を記入して提出して下さい。
RIBF全施設の学術利用も含む全希望を集計したビームタイム素案が策定されます。 ご希望の日程が施設側の運転予定と合致しない場合は、次期までお待ち頂く場合がございます。 素案に登録されると、放射線発生装置使用計画書に記入して頂き、 安全審査で計画書が承認されるとマシンタイム委員会で正式にビームタイムが配分されます。 利用実施までには外部利用者・放射線業務従事者の登録が必要です。
以上、一連のビームタイム手続きは、前期・後期のビームタイム期間開始の約1か月前に完了します。 利用実施に当たり、照射準備や照射中の技術的な補助が必要でしたら予めご相談ください。 各種手続き等については、 利用実施の流れをご参照ください。

● 報告
ビームタイム終了ごとに、実験終了報告書(放射線発生装置使用終了報告書) を提出して下さい。
※「成果非占有利用」の場合、
1回の利用終了ごとに成果報告が必要です。詳しくは、 成果報告をご参照下さい。