知財権・成果発表
知財権について
「成果占有利用」では、
施設利用による結果・成果は利用者が専有します。
利用課題実施者がRIBFを利用することによって生じた知的財産権は、
原則として利用者側に帰属します。
ただし別に取り決めがある場合はこの限りではありません。
「成果非占有利用」では、
利用課題実施者がRIBFを利用することによって生じた知的財産権は、
利用者側に帰属します。
但し、施設利用による結果・成果は、下記に定めるように、
実施終了後に利用報告書として提出して頂き、当ホームページにて公開されます。
尚、特許出願を予定の場合は、利用報告書提出を利用実施完了後2年まで延期可能です。
また、発明者の認定は、基本的にその発明 に係わったかどうかが基準ですので、
理研知財創出・活用課とも協議の上、ケース毎に判断することとなります。
成果報告・成果公開について
※「成果非占有利用」の場合、
●利用報告書
利用により得られた結果・成果は、利用実施後速やかに利用報告書に取りまとめて
産業利用開発チーム(当チーム)に提出していただきます。
この利用報告書は、産業課題採択委員会(IN-PAC)に報告され、
また当ホームページで公開されます。
これまで実施された成果非占有利用課題の利用報告書は
施設共用の成果:トライアル利用報告書
ページをご参照ください。
成果非占有利用を複数回ご希望の場合は、各回の終了時に利用報告書をご提出ください。
IN-PACへ報告後、次回の課題審査を行います。
但し、特許出願予定等で報告書が提出できない場合は、
次回の課題申請書中に、前回の成果・進捗状況を記して下さい。
●理研加速器プログレスレポート
RIBFで実験した人全員に、理研加速器の英文年報(RIKEN Accelerator Progress Report)
への投稿が義務づけられています。
詳しくは、
[報告書および論文]
をご参照ください。
原稿は利用者と当チームが共同で執筆して共著とさせていただきますのでご協力をお願い申し上げます。
以上の他に、結果・成果を理研が開催する報告会等で発表させていただくことがあります。
また、RIBFの対外的PRなどのため、成果の使用について別途ご相談させていただくことがあります。
※「成果占有利用」の場合、
利用報告書の提出、及び理研加速器プログレスレポートへの投稿は不要です。
利用者名・所属機関の名称等および利用により得られた結果は非公開ですが、
RIBFを利用した日時、使用加速器・ビームライン、課題番号、
イオンビームの種類・エネルギーは公開の対象となります。