連続講義シリーズ コースIV -1 「実験屋のための実践的核反応論」

講師:下浦享氏(東京大学大学院理学系研究科附属原子核科学研究センター)


講義内容
第一回
poster


会場:理化学研究所
    仁科ホール


日時:2007年7月31日(火)
    1時限 13:30〜15:00
    2時限 15:30〜17:00

1コマ目:運動学および散乱理論の基礎 

(1) 運動学:実験はエネルギー運動量保存則に縛られている

核反応における運動学上の制限
座標空間と運動量空間
Phase space(位相空間)
On-shell とOff-shell

(2) 散乱の量子論と古典的描像

選択則:保存則と対称性
光学ポテンシャルって何?
ボルン近似、インパルス近似、幾何光学、半古典近似
Leading order とcorrection/higher order


2コマ目:核構造と核反応実験データ

(3) 相互作用と構造は反応のobservableにどう反映される?

Transition density って何?換算遷移確率との関係は?
変形長(deformation length)
分光学的因子(spectroscopic factor)

講義ノート(2007/8/1更新)

参考資料1

参考資料2

第二回
poster


会場:理化学研究所
仁科ホール


日時:2007年12月11日(火)
1時限 13:30〜15:00
2時限 15:30〜17:00

・Distortion について
・非弾性散乱とそこから得られる物理量
・Spectroscopic factor について
・DWBADWBA計算コードの使い方・注意点


上記内容を中心に、第1回講義の後にお寄せいただいたご質問や意見への回答も含め幅広くお話いただく予定です。

講義ノート (2008/3/4 更新)

参考資料1

参考資料2

第三回
poster


会場:理化学研究所
仁科ホール


日時:2008年5月27日(火)
1時限 13:30〜15:00
2時限 15:30〜17:00

・重イオン反応における運動学
・アイソスピンと陽子・中性子
・核構造模型と核反応模型の関係
・複合粒子をプローブとした直接反応

 
を、具体的な数値計算を交えて講義する

講義ノート(2008/6/24更新)

【参考資料1】

【参考資料2】

 

Lecture Top page にもどる

 


 ☆ 講義前後の内容への質問・お問い合わせは
     セミナー委員会 連続講義事務局npsoc@ribf.riken.jp まで。