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お知らせ
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2024.10.30ニュース
中間圏・低高度熱圏(MLT)大気の中性密度について、フンガトンガ大噴火(2022)の影響に関する望月の共著論文がGeophysical Research Lettersより出版されました。地球に与える影響が重要だがまだよくわかっていないMLT大気が、X線天文衛星データから調べられています。
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2024.10.1ニュース
望月が講師を務めます。
第25回オンライン物理講話
日時:2024年11月30日(土)15:00~16:30 (講話は1時間程度+質疑20分程度)
演題:「テラ・アストロノミー」:南極の氷と天体現象をつなぐ学際横断研究
詳細・申込: https://www.jps.or.jp/public/online/online_202411.phpオンライン物理講話について
https://www.jps.or.jp/public/online/about_online.php -
2024.9.14ニュース
日本天文学会2024年秋季年会公開講演会において、望月による招待講演「南極の氷からひもとく地球と宇宙とのつながり」が終了しました。
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2024.01.22ニュース
望月が日本天文学会の代議員選挙で1位選出されました。
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2024.01.10ニュース
望月優子が日本BPW連合会ダイバーシティ・エデュケーター資格(DE)の認定を受けました。組織のハラスメント問題の対応や予防を含め、ダイバーシティを推進して組織を活性化させるために必要な知識やスキルを、グローバルスタンダードで身につけた指導者としての認定資格です。
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2023.12.15ニュース
Motizuki et al., "A novel laser melting sampler for discrete, sub-centimeter depth-resolved analyses of stable water isotopes in ice cores", Journal of Glaciology (2023)が、本年9月19日の出版から3ヶ月足らずで、Altmetric attention score 150 (In the top 5% of all research) を達成しました。
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2023.11.07ニュースAsian Scientist Magazineに当室のLMS開発論文が紹介されました。"Lasers Help Probe Past Climates In Ice Cores - Researchers from RIKEN have developed a laser melting sampler to study ancient glacial ice cores."
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2023.11.02ニュース当研究室では、2ポスト目の博士研究員を公募中です。◆<女性限定公募>特別研究員または協力研究員募集〆切:2023年11月30日宇宙地球環境科学に幅広く関わる研究テーマで、実験、理論、観測、分析のどちらでも応募可能です。上記URLの公募詳細をご覧の上、ご自身が考える研究内容について望月までご照会頂いた上で、ご応募ください。
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2023.09.20プレスリリース
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2023.09.19プレスリリース
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2023.09.19論文
当研究室の望月、中井、高橋、廣瀬、サフー、矢野と光量子工学研究センター光量子制御技術開発チームとのセンター連携共同研究により完成した、レーザー融解法によるアイスコアの微量試料採取装置(Laser Melting Sampler: RIKEN-LMS)の開発論文(A novel laser melting sampler for discrete, sub-centimeter depth-resolved analyses of stable water isotopes in ice cores)が、Journal of Glaciologyに掲載されました。
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2023.06.30ニュース
当研究室では、イオン分析、水同位体比分析、安定同位体分析等に関わる博士研究員を公募中です。
◆特別研究員または協力研究員募集(W23079)
日:https://www.riken.jp/careers/researchers/20230629_1/index.html
英:https://www.riken.jp/en/careers/researchers/20230629_1/index.html
〆切:候補者決定次第、締め切り(但し2023年11月30日まで) -
2023.06.23ニュース雪氷宇宙科学研究室では、イオン分析、水同位体比分析のテクニカルスタッフを公募中です。◆テクニカルスタッフI 募集(W23063)
仁科加速器科学研究センター 雪氷宇宙科学研究室
https://www.riken.jp/careers/researchers/20230605_1/index.html
〆切:2023年8月31日(木) 必着 -
2023.06.20論文
南極大陸の過去2000年分のイオンデータに関するコミュニティ論文が出版されました。当研究室からは、望月、高橋、中井、堀(客員研究員)が共著です。
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2023.06.17論文
独自のアイデアで技術開発した世界唯一の「アイスコアレーザー溶融サンプラー(LMS)装置」の論文、Motizuki, Nakai, Takahashi, et al.がJornal of Glaciologyに受理されました。理研光量子工学研究センターの光量子制御技術開発チームと国立極地研究所との共同研究成果です。
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2023.04.01ニュース
仁科センターの組織改編のため、研究室名称が雪氷宇宙科学研究開発室から雪氷宇宙科学研究室へと変更になりました。
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2023.02.22プレスリリース
S. Katsuda et al. (望月共著)がプレスリリースされました:「地球温暖化に伴う超高層大気の収縮をX線天文衛星で解明」
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2023.02.22論文
S. Katsuda et al. (望月共著)がJGRにオンライン出版されました。
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2022.11.24プレスリリース
A. Miyazaki et al. (中井共著)がプレスリリースされました:「極低温氷表面でのOHラジカルの動きやすさを初めて測定 - 宇宙の氷微粒子上で分子進化が活性化する温度が明らかに-」
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2023.01.25論文
Katsuda et al. (望月共著、埼玉大連携大学院の共同研究)がJournal of Geophysical Researchに受理されました。X線天文衛星データを利用して、高度71kmから116 kmの地球高層大気中のO, N原子密度について、1994年から2022年までの28年間の時間変化を調べた研究です。当該密度は、調べた高層大気のどの高度でも減少していましたが、特に高度100-110km付近では、10年あたり12%も減少していました。これは、理論的に予言されていた、高度110km付近に存在する、水蒸気やオゾンによって起きる「強い冷却」に関する初めての直接的な観測的証拠になるかもしれません。今後の地球温暖化の理解に関係する研究です。
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2022.09.27論文
当室の望月、中井、高橋と、国立環境研、国立極地研の共同研究によるアイスコアの解析論文が日本学士院紀要に投稿されました(招待論文)。南極大陸のドームふじアイスコア中の硝酸イオン濃度変動の解析から、太陽周期に相当すると考えられる11年、22年、約90年の3つの周期をアイスコアで初めて同時抽出することに成功しました。プレプリントで公開されています。
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2022.09.27論文
当室の望月、中井、高橋、廣瀬、サフー、矢野と光量子工学研究センター和田チームとのセンター連携共同研究による装置開発論文が、Journal of Glaciologyに投稿されました。レーザー溶融法を世界で初めてアイスコアに適用し、今まで原理的に測定不可能であった3ミリピッチという超高分解能サンプリングで気温の指標である水の酸素・水素同位体比が測定できるようになりました。プレプリントで公開されています。
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2022.09.27ニュース
新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」主催 第9回超新星ニュートリノ研究会(2023年3月2-3日)、ならびにお茶の水女子大学理学部主催 第10回宇宙講演会(2022年12月10日)にて、望月の招待講演が予定されています。
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2022.06.29ニュース
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2022.06.21ニュース7月20日(水)に開催される宇核連-RCNP研究会「宇宙核物理の展開」太陽系セッションに於て、望月の招待講演が予定されています。研究会サイト
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2022.05.24ニュース8月27日(土)の朝日カルチャーセンター新宿教室による望月の招待講義「南極の氷からひもとく地球と宇宙の歴史」が受付開始となりました。リンク先
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2022.04.30論文
当研究開発室の高橋、サフー、中井、望月らによる、南極ドームふじ基地のアイスコア中の硫酸同位体比(δ34S)を19世紀全体にわたって1年の時間分解能で高感度分析した論文がJGR誌にオンライン出版されました。硫黄同位体比を約1年という時間分解能で詳細に測定できたことで、他の南極コアでは同定できていなかった火山噴火(年代指標)を新しく2つ検出し、さらに、同位体比の特異的な変動(1877年頃?)から、ドームふじ基地近傍でこの時期に成層圏からの降着物の増加などが起きていた可能性をも示唆しました。これは、当室が開発した高感度同位体分析法の威力と、連続分析の重要性を示した基盤的研究で、今後、別の硫黄同位体比(δ33S)とあわせた解析への発展が期待されます。
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2022.04.15論文
当研究開発室の高橋、サフー、中井、望月らによる、南極ドームふじ基地のアイスコア中の硫酸同位体比(δ34S)を19世紀全体にわたって1年の時間分解能で高感度分析した論文が、JGRに受理されました。硫黄同位体比を約1年という時間分解能で詳細に測定できたことで、他の南極コアでは同定できていなかった火山噴火(年代指標)を新しく2つ検出し、さらに、同位体比の特異的な変動(1877年頃?)から、ドームふじ基地近傍でこの時期に成層圏からの降着物の増加などが起きていた可能性をも示唆しました。これは、当室が開発した高感度同位体分析法の威力と、連続分析の重要性を示した基盤的研究で、今後、別の硫黄同位体比(δ33S)とあわせた解析への発展が期待されます。
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2022.04.19ニュース
朝日カルチャーセンター新宿教室にて、望月が招待講義をさせて頂くことになりました。詳細は後日掲載です。
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2021.08.13ニュース
JST世界で活躍できる研究者育成プログラム総合支援事業にて、望月による、"A new-type, innovative automated ice-core sampler using laser melting method"(英語)が発表されました。
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2022.03.02ニュース
日本天文学会2022年春季年会にて、望月らによる「南極ドームふじアイスコアを用いた10年スケール太陽周期の同時検出」が発表されました。南極ドームふじ氷床コアからの、太陽活動周期と考えられる約11年, 約22年, 約90年周期の3つの周期の世界初めての同時検出の報告です。
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2022.03.01ニュース
2022年6月に開催される 国際会議Astrophysics with Radioactive Isotopes (AwRI)にて、また2022年度お茶の水女子大学理学部主催 第10回宇宙講演会にて、望月の招待講演が予定されました。
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2022.03.26ニュース
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2020.3.9プレスリリース
「超微量硫黄同位体比分析を考古学に応用する」の論文が本日英文プレスリリースされました。理研サイエンスニュースブログ
記事タイトル「Sticky tape: A key ingredient for mapping artifact origins」 -
2019.11.26プレスリリース
「超微量硫黄同位体比分析を考古学に応用する -京田遺跡の出土品から赤色顔料を精密分析- 」が本日プレスリリースされました。当室で独自に開発した試料採取法と高感度な硫黄同位体比分析法を組み合わせ、島根県出雲市の京田遺跡(約3,500年前の縄文時代後期中葉に営まれた大規模な集落跡)から出土した超微量の赤色顔料(朱:組成は硫化水銀)の産地同定に成功しました。本手法は、"目にみえる一粒程度"の試料でも分析可能であることに加えて、出土品本体の損傷を極限まで抑えられる点でも画期的です。また世界中の壁画や遺物表面に存在する朱の解析に広く適用可能であり、今後、文化財科学の分野で一般化するものと期待できます。理研HPはこちら 論文はこちら
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2019.10.7論文
本研究開発室の高橋和也専任研究員らが開発した新しい高感度な硫酸同位体分析法を、縄文時代後期(3,500年前)の京田(きょうでん)遺跡(島根県出雲市)から出土した遺物表面の「朱」に適用した論文が、Journal of Archaeological Scienceに受理されました。朱は北海道産であったことが判明し、縄文中期には北海道で採掘された朱(辰砂)が山陰地方にもたらされていたことがわかりました。本研究では、当室が行った研究開発により従来の約100倍の高感度分析が可能となったため、硫黄を含まない粘着テープを用いて遺物の彩色部から極少量の朱を転写するだけで済み、分析のための遺物本体の損傷を極限まで抑えられるようになったことが画期的です。世界中の壁画や遺物表面の朱の分析に広く適用が期待されます。
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2019.7.29ニュース
高松第一高等学校(香川県)理研団体見学で、望月が南極の氷の科学と(高校側からリクエスト頂いた)女性研究者に関する講演をしました。
講演題目 : 南極の氷からひもとく宇宙と地球の歴史と研究環境を皆で整えていくことの大切さ 日時 : 2019年7月29日(月) 場所 : 理化学研究所 人数 : 女子高校生17名、男子高校生6名、合計23名 -
2019.7.1ニュース
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2019.6.11ニュース
当室のユービン・サフーがインド、タイ、中国等、アジアの若者を対象とした日本の科学技術を体験するプログラム、Sakura Science Highschool Programにて、日本で学んで研究ポストに繋がるか等、参加者への質疑応答をしました。
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2019.5.26プレスリリース
2019年5月26日付の読売新聞に国立極地研究所とともに理研・望月らの研究が掲載されました。「サイエンスView:地球最古の氷 掘削せよ>」(蒔田一彦記者)
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2019.04.26論文
本研究開発室の高橋和也専任研究員らが開発した新しい硫酸同位体分析法を、縄文時代後期(3,500年前)の京田(きょうでん)遺跡(島根県出雲市)から出土した遺物表面の「朱」に適用したところ、北海道産であったことが判明しました。これは縄文時代中期における物資の流通ネットワークが、北海道から本州西部にまで広がっていたことを示唆しています。本分析法は、試料採取時に遺物本体へ損壊を与えないようにするもので、世界中の壁画や遺物表面の朱に適用可能です。論文は、Archaeological Scienceに投稿されました。
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2019.03.01プレスリリース
本研究開発室の高橋和也、中井陽一、望月優子らによる、高感度な硫黄同位体比分析を南極氷床コア試料へ応用した論文の紹介が、RIKEN RESEARCHのResearch Highlightに掲載されました。
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2019.02.08ニュース
2020 Decadal Survey (USA) への白書に望月が協力しました。
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2019.02.01ニュース
2020年度の基礎科学特別研究員の公募が始まりました。公募期間:2月1日(金)〜4月18日(木)。当室では、主体的発想による氷床コア関連の実験・分析、装置開発、理論研究として中性子星、超新星爆発、太陽-地球大気系数値シミュレーション等が主な受け入れテーマになり得ます。詳細は望月までお問い合わせください。
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2019.01.09論文
過去の巨大太陽フレアイベントの痕跡と考えられている、西暦994年の南極アイスコア中の10Be(ベリリウム10)の濃度変動を議論した論文がGeophysical Research Letters誌に掲載されました。
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2018.12.19論文
過去の巨大太陽フレアイベントの痕跡と考えられている、西暦994年の南極アイスコア中の10Be(ベリリウム10)の濃度変動を議論した論文がGRLに受理されました。
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2018.11.08論文
本研究開発室の高橋和也、中井陽一、望月優子らによる、高感度な硫黄同位体比分析を南極氷床コア試料へ応用した論文(タイトル:High-sensitivity sulfur isotopic measurements for Antarctic ice core analyses)が Rapid Communications in Mass Spectrometry 2018, 32, 1991-1998 に掲載されました。(DOI: 10.1002/rcm.8275)
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2018.10.02ニュース
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2018.10.24ニュース
本研究開発室の高橋和也、中井陽一、望月優子らによる、硫黄同位体比分析高感度化についての論文がElementar社のツイッターに紹介されました。Elementar Inc. twitter
写真は我々研究室の同位体分析装置。Takahashi et al. from Riken in Japan has used Elementar IRMS to perform high-sensitivity 34S measurements of sulfate in Antarctic ice cores to begin exploring high resolution (<1year) paleo-environmental changes. 続きはこちら
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2018.08.31プレスリリース
日本分析化学会年会での発表「南極氷床コアの詳細解析を見据えた硫黄同位体比分析の高感度化の試み」(高橋、中井、望月ら)が記者会見論文に選ばれ、8月31日に学会本部にて記者会見が行われました。
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2018.06.08論文
理研光量子工学研究センターと共同で研究開発しているアイスコアの自動融解装置に関わるRIKEN APRMaruyama et al., 2018が2017年度のハイライト論文に選ばれました。
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2018.04.02ニュース
2019年度の基礎科学特別研究員を募集しています(公募〆切4/19)。
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2018.04.01ニュース
望月雪氷宇宙科学研究ユニットから雪氷宇宙科学研究開発室(Astro-Glaciology Research Group)に名称変更されました。
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2017.11.27ニュース
RIKEN Accelerator Progress Report Vol. 50 の50周年記念特集に当研究ユニットの6年間の活動をまとめた記事が載りました。ダウンロードはこちら
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2017.08.18ニュース
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2017.07.31ニュース
理研一般公開2017でのサイエンスレクチャー(望月)の感想を掲載しました。
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2017.06.23ニュース
松本理事長から感謝状の授与を受けました。写真
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2017.04.21ニュース
4/22、理化学研究所の一般公開にて望月がサイエンスレクチャー(p.6)をします。報告
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2017.04.07ニュース
アイスコア中の天文現象痕跡に関する科研費基盤(A)が採択され、進捗し始めました。
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2017.03.27ニュース
文科省の機関紙「STIホライズン」に望月の取材記事(4ページ)が載りました。
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2017.03.06プレスリリース
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2017.02.17ニュース
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2015.05.14ニュース
内閣府総合科学技術・イノベーション会議による最先端・次世代(NEXT)研究開発支援プログラム研究課題が事後評価でS評価(相当)を受けました。GR098(望月個人採択)
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2015.10.07ニュース
理研環境報告書2015に、当研究開発室の研究、『南極のアイスコアから太陽活動と気候変動の関係を探る』が紹介されております。 ぜひご覧ください。 ダウンロードはこちら
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2014.12.19ニュース
(望月より感謝の言葉)「文部科学省 科学技術・学術政策研究所が発表する 「科学技術への顕著な貢献2014(ナイスステップな研究者)」に望月が選定されました。評価を頂いた研究は、NEXTプログラムによる共同研究であり、決してわたくし一人の力で得られたものではありません。これまでの理研内外の共同研究者の皆さん、研究を下支えして下さった研究支援(補助)パートタイマーの方々のおかげです。これを励みに、さらに研究を推進し社会に貢献できることを、大変ありがたく思っております。」
●下村文部科学大臣との懇談内容はこちら
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2021.2.22ニュース