ニュースとお知らせ

お知らせ一覧

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    「超微量硫黄同位体比分析を考古学に応用する」の論文が本日英文プレスリリースされました。理研サイエンスニュースブログ
    記事タイトル「Sticky tape: A key ingredient for mapping artifact origins」
  • プレスリリース
    「超微量硫黄同位体比分析を考古学に応用する -京田遺跡の出土品から赤色顔料を精密分析- 」が本日プレスリリースされました。当室で独自に開発した試料採取法と高感度な硫黄同位体比分析法を組み合わせ、島根県出雲市の京田遺跡(約3,500年前の縄文時代後期中葉に営まれた大規模な集落跡)から出土した超微量の赤色顔料(朱:組成は硫化水銀)の産地同定に成功しました。本手法は、“目にみえる一粒程度”の試料でも分析可能であることに加えて、出土品本体の損傷を極限まで抑えられる点でも画期的です。また世界中の壁画や遺物表面に存在する朱の解析に広く適用可能であり、今後、文化財科学の分野で一般化するものと期待できます。理研HPはこちら 論文はこちら
  • 論文
    本研究開発室の高橋和也専任研究員らが開発した新しい高感度な硫酸同位体分析法を、縄文時代後期(3,500年前)の京田(きょうでん)遺跡(島根県出雲市)から出土した遺物表面の「朱」に適用した論文が、Journal of Archaeological Scienceに受理されました。朱は北海道産であったことが判明し、縄文中期には北海道で採掘された朱(辰砂)が山陰地方にもたらされていたことがわかりました。本研究では、当室が行った研究開発により従来の約100倍の高感度分析が可能となったため、硫黄を含まない粘着テープを用いて遺物の彩色部から極少量の朱を転写するだけで済み、分析のための遺物本体の損傷を極限まで抑えられるようになったことが画期的です。世界中の壁画や遺物表面の朱の分析に広く適用が期待されます。
  • ニュース
    高松第一高等学校(香川県)理研団体見学で、望月が南極の氷の科学と(高校側からリクエスト頂いた)女性研究者に関する講演をしました。
  • ニュース
    当室の高橋和也、中井陽一、望月優子らによる、高感度な硫黄同位体比分析を南極氷床コア試料へ応用した論文の紹介が、RIKEN RESEARCH SUMMER 2019に掲載されました。記事RIKEN RESEARCHはこちら
  • ニュース
    当室のユービン・サフーがインド、タイ、中国等、アジアの若者を対象とした日本の科学技術を体験するプログラム、Sakura Science Highschool Programにて、日本で学んで研究ポストに繋がるか等、参加者への質疑応答をしました。
  • プレスリリース
    2019年5月26日付の読売新聞に国立極地研究所とともに理研・望月らの研究が掲載されました。「サイエンスView:地球最古の氷 掘削せよ」(会員限定記事) (蒔田一彦記者)
  • 論文
    本研究開発室の高橋和也専任研究員らが開発した新しい硫酸同位体分析法を、縄文時代後期(3,500年前)の京田(きょうでん)遺跡(島根県出雲市)から出土した遺物表面の「朱」に適用したところ、北海道産であったことが判明しました。これは縄文時代中期における物資の流通ネットワークが、北海道から本州西部にまで広がっていたことを示唆しています。本分析法は、試料採取時に遺物本体へ損壊を与えないようにするもので、世界中の壁画や遺物表面の朱に適用可能です。論文は、Archaeological Scienceに投稿されました。
  • ニュース
    望月の最近の招待講演 国外 国内
  • プレスリリース
    本研究開発室の高橋和也、中井陽一、望月優子らによる、高感度な硫黄同位体比分析を南極氷床コア試料へ応用した論文の紹介が、RIKEN RESEARCHのResearch Highlightに掲載されました。
  • ニュース
    2020 Decadal Survey (USA) への白書に望月が協力しました。
  • ニュース
    2020年度の基礎科学特別研究員の公募が始まりました。公募期間:2月1日(金)〜4月18日(木)。当室では、主体的発想による氷床コア関連の実験・分析、装置開発、理論研究として中性子星、超新星爆発、太陽-地球大気系数値シミュレーション等が主な受け入れテーマになり得ます。詳細は望月までお問い合わせください。
  • 論文
    過去の巨大太陽フレアイベントの痕跡と考えられている、西暦994年の南極アイスコア中の10Be(ベリリウム10)の濃度変動を議論した論文がGeophysical Research Letters誌に掲載されました。
  • 論文
    過去の巨大太陽フレアイベントの痕跡と考えられている、西暦994年の南極アイスコア中の10Be(ベリリウム10)の濃度変動を議論した論文がGRLに受理されました。
  • 論文
    本研究開発室の高橋和也、中井陽一、望月優子らによる、高感度な硫黄同位体比分析を南極氷床コア試料へ応用した論文(タイトル:High-sensitivity sulfur isotopic measurements for Antarctic ice core analyses)が Rapid Communications in Mass Spectrometry 2018, 32, 1991-1998 に掲載されました。(DOI: 10.1002/rcm.8275)
  • ニュース
    2018年度の仁科記念講演会にて望月が公開講演をします。11月11日(日)17:10〜19:10 多摩六都科学館サイエンスエッグにて開催されます。フライヤー
    仁科記念財団のご案内はこちら
  • ニュース
    本研究開発室の高橋和也、中井陽一、望月優子らによる、硫黄同位体比分析高感度化についての論文がElementar社のツイッターに紹介されました。詳細はこちら
  • プレスリリース
    日本分析化学会年会での発表「南極氷床コアの詳細解析を見据えた硫黄同位体比分析の高感度化の試み」(高橋、中井、望月ら)が記者会見論文に選ばれ、8月31日に学会本部にて記者会見が行われました。
  • 論文
    理研光量子工学研究センターと共同で研究開発しているアイスコアの自動融解装置に関わるRIKEN APR(Maruyama et al., 2018)が2017年度のハイライト論文に選ばれました。
  • ニュース
    2019年度の基礎科学特別研究員を募集しています(公募〆切4/19)。
  • ニュース
    望月雪氷宇宙科学研究ユニットから雪氷宇宙科学研究開発室(Astro-Glaciology Research Group)に名称変更されました。
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    RIKEN Accelerator Progress Report Vol. 50 の50周年記念特集に当研究ユニットの6年間の活動をまとめた記事が載りました。ダウンロードはこちら
  • ニュース
    日本天文学会 2017年秋季年会にて望月が公開講演をします。学会案内
  • ニュース
    理研一般公開2017でのサイエンスレクチャー(望月)の感想を掲載しました。
  • ニュース
    松本理事長から感謝状の授与を受けました。写真
  • ニュース
    4/22、理化学研究所の一般公開にて望月がサイエンスレクチャー(p.6)をします。報告
  • ニュース
    アイスコア中の天文現象痕跡に関する科研費基盤(A)が採択され、進捗し始めました。
  • ニュース
    文科省の機関紙「STIホライズン」に望月の取材記事(4ページ)が載りました。
  • プレスリリース
    南極ドームふじアイスコアのイオン分析についてプレスリリースしました。記事
  • 2017.02.17
    ニュース
    望月優子研究ユニットリーダーが、平成28年度「第4回 湯浅年子賞 金賞」を受賞することが決定しました。詳細はこちらをご覧ください。 KEK URLはこちら
  • 2015.05.14
    ニュース
    内閣府総合科学技術・イノベーション会議による最先端・次世代(NEXT)研究開発支援プログラム研究課題が事後評価でS評価(相当)を受けました。GR098(望月個人採択)
  • 2015.10.07
    ニュース
    理研環境報告書2015に、当研究開発室の研究、『南極のアイスコアから太陽活動と気候変動の関係を探る』が紹介されております。 ぜひご覧ください。 ダウンロードはこちら
  • 2014.12.19
    ニュース
    (望月より感謝の言葉)「文部科学省 科学技術・学術政策研究所が発表する 「科学技術への顕著な貢献2014(ナイスステップな研究者)」に望月が選定されました。評価を頂いた研究は、NEXTプログラムによる共同研究であり、決してわたくし一人の力で得られたものではありません。これまでの理研内外の共同研究者の皆さん、研究を下支えして下さった研究支援(補助)パートタイマーの方々のおかげです。これを励みに、さらに研究を推進し社会に貢献できることを、大変ありがたく思っております。」

    ●下村文部科学大臣との懇談内容はこちら
    政策研究所のナイスステップ研究者ウェブはこちら
    政策研究所でのスナップ写真はこちら
    政策研究所の下村文部科学大臣表敬訪問報告のページはこちら
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研究室の紹介

 当研究開発室は、宇宙物理学・宇宙化学・雪氷学が融合した新しい学際研究を、南極大陸のアイスコア中の同位体・超微量元素分析や、そのための技術・装置開発、関連した理論研究を基軸に推進しています。アイスコアとは、氷床から掘削される円柱状の氷試料で、雪氷学では通常、過去の気候変動を調べるために用いられますが、当室では、その基盤の確立の上に、さらに宇宙における天体現象の痕跡の抽出や、気候変動と宇宙・地球の自然変動の関係解析といった、宇宙と地球とをつなぐ研究発展を目指しています。関連して、宇宙における分子の進化について実験研究も行っています。これらの研究から、既存研究の枠を越え、宇宙における「元素の起源」の理解へも、大きく貢献することに挑戦しています。

Ice cores preserve atmospheric information. We measure isotopic and ionic concentrations in Antarctic ice cores and develop precise analytical techniques and instrumentation of high-sensitivity and high-temporal resolution. We also simulate numerically the chemical effects of giant solar flares and supernovae on the Earth’s atmosphere. Combining our experimental evidence and theoretical simulations, we are investigating climate change and its direct relationships with solar activity and volcanic eruptions, the footprints of supernovae in ice cores, and the frequency of occurrence of supernovae in the Milky Way. Furthermore, we study the evolution of molecules in space. These all will contribute to understanding relationships between the Universe and Earth.

キーワード

アイスコア、元素合成、超新星爆発、宇宙放射線、気候変動、太陽活動、火山噴火活動、同位体比分析

最近のプレスリリース

メンバー

室長 望月優子 Yuko MOTIZUKI
専任研究員 髙橋和也 Kazuya TAKAHASHI
  中井陽一 Yoichi NAKAI
テクニカルスタッフ I ユービン サフー Yu Vin SAHOO
客員主管研究員 矢野安重 Yasushige YANO
  小寺邦彦 Kunihiko KODERA
パートタイマー I 根岸さとみ  Satomi NEGISHI
アシスタント(Secretary)  鈴木恵子 Keiko SUZUKI
客員研究員 早川尚志 Hisashi HAYAKAWA
  (他 数名)  
客員技師 廣瀬純也 Junya HIROSE
  長谷部優磨 Yuma HASEBE

研究開発室のOG・OBはこちら

雪氷宇宙科学研究開発室のメンバー写真

大学院生の受け入れ

 当研究開発室の研究に興味のある学生は、望月が連携教員となっている埼玉大学大学院理工学研究科(連携大学院)をとおして理化学研究所にて研究指導を受けることができます(博士前期/後期課程)。
 理化学研究所では、博士後期課程の学生には「大学院生リサーチ・アソシエイト」などの学生支援制度があり、 最先端の実験装置やスーパーコンピュータを用いた実験研究・理論研究に取り組めます。希望者は、大学院入試応募締め切りの1ヶ月前までに、望月までメール連絡して研究室訪問をして下さい。
連絡先:motizuki_AT_riken.jp (_AT_を@に置き換えて下さい)