ニュース (News)


































3月26-27日 筑波大学 宇宙史研究センター Inaugural Symposium (TCHoU)
2017年12月22日: EURICA実験から36種の新同位元素を発見
36 New Isotopes are discovered from the EURICA
Y. Shimizu et al. J. Phys. Soc. Jpn. (2018):
104Rb, 113Zr, 116Nb, 118,119Mo, 121,122Tc, 125Ru, 127,128Rh,
129,130,131Pd, 132Ag, 134Cd, 136,137In, 139,140Sn, 141,142Sb,
144,145Te, 146,147I, 149,150Xe, 149,150,151Cs, 153,154Ba, 154,155,156,157La
12月6−8日 筑波大学大学院共通科目:宇宙の歴史講義
Lecture at University of Tsukuba
2017年11月6日:新同位体元素ルビジウム-72を発見 - 原子核地図における天橋立構造 -
Discovery of 72Rb: A nuclear sandbank beyond the proton drip line
2017年10月 ~ 11月: BRIKEN実験・第2弾を予定:78Ni領域、質量数A=100領域の遅発中性子放出確率の測定
Oct. - Nov. 2017: 2nd BRIKEN campaign will be performed at RIBF for beta-delayed neutrons emission
mini-WAS3ABi検出器をBRIKENに投入
2017年7月20-21日 (RIBF-2F):
X線天体と元素合成を中心とする宇宙核物理研究会
Nuclear astrophysics meeting X-Ray Objects and Elements Synthesis (UKAKUREN)
2017年5月31日:
8種の新同位元素:73Mn, 76Fe, 77,78Co, 80,81,82Ni, 83Cuを発見
8 New Isotopes are discovered
2017年6月 ~ :
RIBFにおいてBRIKEN実験を開始:r過程での
遅発中性子放出確率の測定(238Uビーム強度:40 - 50 pnA)
BRIKEN starts measuring beta-delayed neutrons at RIBF
2017年2月16日 :
中性子過剰核94種の寿命測定に成功 - 重元素合成r過程希土類元素の起源解明に大きく前進 -
94 β-Decay Half-Lives of Nuetron-Rich 55Cs to 67Ho: Experimental Feedback and Evaluation of the r-Process Rare-Earth Peak Formation
2017年2月6日:
ビックバン元素合成研究に残る最後の重要核反応確率を初測定 - ビックバン元素合成の謎がさらに深まる -
7Be(n,α)4He Reaction for the Cosmological Li Problem
2017年1月22-28日@放射線医学研究所HIMAC:
高密度物質における状態方程式(EOS)のテスト実験を実施
Test experiment for Equation of State (EOS) was performed at HIMAC
2016年11月:
BRIKENプロジェクトのコミッショニングを開始!
Commissioning of the BRIKEN project has been started at RIBF.
2016年10月14日:
67Kr が2個の陽子を放出して崩壊することを発見
Two-Proton Radioactivity of 67Kr
2016年9月6-7日 (RIBF): EURICAコラボレーション・ミーティング
EURICA Celebration and Collaboration Meeting:
2016年7月:
極薄シリコン検出器の評価実験@ペレトロン
Test of Ultra-thin Silicon Detector at Pelletron
BRIKEN装置をビームラインに設置開始:
Installation of BRIKEN in BigRIPS/ZDS
( 2016年7月05日)
国際シンポジウムNuclei in the Cosmos (新潟)
( 2016年6月19-24日)
陽子ドリップラインにおいて新同位元素(63Se, 67Kr, 68Kr)を発見。New isotopes (63Se, 67Kr, 68Kr) were identified. (2016年6月03日)
新同位元素(96In, 94Cd, 92Ag, 90Pd)を発見。
陽子過剰な93Agと89Rhは陽子を放出して崩壊: New isotopes (96In, 94Cd, 92Ag, 90Pd) were discovered. Discovery of new proton emitters, 93Ag, 89Rh
(2016年4月22日)
宇宙核物理と元素合成 (Research Subject: Nuclear Astrophysics)
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爆発的重元素合成:鉄より重い元素、例えば金やウランはどこで創られたのでしょうか?その起源として、太陽質量の8倍以上もの重い恒星が重力崩壊を起こし、大爆発する超新星爆発が考えられています。この重元素合成過程は1950年代に提唱され、急激に進むという意味のrapid(高速)の頭文字を取って「r過程」と呼ばれています。このr過程の特徴は、種となる原子核が周囲を飛び交う沢山の中性子を次々と吸収し、約数秒程度もの短時間に重く不安定な原子核が一挙に作られる非常に激しい反応にあります。ここで、重い元素を作るためには、これら非常に中性子が多く重い原子核(中性子過剰核)がβ崩壊により中性子を陽子に変換する時間が非常に重要となります。最近は中性子星同士の融合においてr過程が起きたという説も出てきており、未だに多くの謎が残っています。現在、RIBFで推進している原子核物理、分光分析や重力波などの天体観測、ニュートリノ加熱や中性子星における状態方程式を考慮にいれた大規模計算など、あらゆる側面からこの「重元素合成の解明」に向けた研究が進み、r過程に関する理解が進むと考えています。
私たちは加速器を利用した原子核研究から宇宙における「物質創成の謎」の解明に向けた研究を推進しています。また、従来の測定方法を打ち破る革新的な検出装置の開発も積極的に行っています。海外の研究者が沢山参加する国際的な研究環境です。世界最先端の新しい研究分野「宇宙核物理」をやる意欲のある方の参加もお待ちしております。(2016年から筑波大学・連携大学により学生の受け入れが可能となりました。)
キーワード :
重元素合成 (r-過程)、β崩壊、核構造、高密度物質の状態方程式(EOS)、原子核反応、
遅発中性子放出、質量、核異性体、新同位体元素
研究プロジェクト(Research Projects)
EURICAプロジェクト (EURICA Project):
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βγ核分光装置 (EURICA) |
写真 (Photos)








BRIKENプロジェクト (BRIKEN Project) :
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βn測定装置 (BRIKEN) |
写真 (Photos)




CAITENプロジェクト (CAITEN Project) :
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βγn測定装置 (CAITEN) |
写真 & 動画 (Photos and Movies)




高密度中性子過剰物質(EOS)の研究
(Study of Equation of State via Collective Flow) :
超新星爆発における高密度中性子過剰物質状態(EOS)はどれ位硬いのか(柔らかいのか?)を探るために重イオン衝突を利用した高密度物質を作り、その圧力を調べる研究を始めました。ここでは、大強度ビームを利用した準正面衝突事象に特有の非等方的集団運動に着目した系統的な研究を検討しています。遅発中性子のエネルギー測定装置として開発したNiGIRI検出器を利用し、陽子や中性子に加え、その他の荷電粒子(d,t,3,4He, 6,7Li)やγ線バックグランドを識別する試みを始めました。
まずは、放射線医学研究所のシンクロトロン加速器からの大強度Xeビームを利用し、生成粒子の集団運動についてテスト実験(16H355)を開始します。
超低エネルギー原子核反応の研究 (Low-energy Nuclear Reaction) : ビッグバンやr過程などにおいて、元素合成の鍵を握る非常に重要な原子核反応があります。また、ウランの素となる重い中性子過剰核を作ることは難しく技術的な問題に直面しています。これらの課題を解決するための基礎的な原子核反応実験を検討しています。理研にあるペレトロン加速器からの低エネルギービーム(4He, 11B, 197Au)を打ち込んだ検出器の性能評価実験を開始しました。
写真 (Photos)

その他 (Others)
高エネルギー原子核衝突 (QGP) :