[理研] [和光キャンパス][仁科センター][仁科センター内部向け] [仁科センターの計算機]
ribf.riken.jp 新メールサ−バの利用方法

最終更新日2018年3月15日  初版2006年9月27日
目次
1) 更新の日時
2) メールサーバの切り替え後のメールの配信  
3 更新後のメールソフトの設定 
3a) お勧めのメールソフト 
3b) おすすめのメールソフトの設定
4) Webmail(SquirrelMail)の試験運用 
5a) メールスプールの mbox形式から Maildirへの変換方法
5b) MH形式のメールフォルダーからMaildirへの変換方法
5c) mewの設定例
6) ユーザの Web page 
7) ログインサーバ 
8) ホームディレクトリー 
9) SPAMフィルター 
10) MTAの違いについて 
11) rarfaxpの今後のサポート予定 
12) imap/Webmailで突然メールが読めなくなった場合

1) 旧サーバrarfaxpからの更新の日時


仁科加速器研究センターの Mail server も兼ねている rarfaxp.riken.go.jp は下記の日時に 新メール専用サーバ ribf.riken.jp およびログイン用サーバ ribf00.riken.jp に切り替わりました。

  切り替え日時: 2006年 10/4(水) 9:00-13:00 の間

この切り替作業をしている間は rarfaxpクラスタにはログイン出来ず、 メールのアクセスもできません。ご了承ください。(この間にくるメー ルは上流のサーバあるいは送信サーバで保存され、更新作業後に新サー バで受取ります)

[戻る]
2) メールサーバの切り替え後のメールの配信

更新後は rarfaxp はしばらくそのまま同じ名前で残し運用しますが、 更新後は rarfaxp へは新しいメールは届きませんのでご注意ください。
更新後は @rarfaxp.riken.jp, @rarf.riken.jp, @ribf.riken.jp宛 のメールは全て、 新メールサーバ ribf.riken.jp に届きます。
新メールサーバの E-mail アドレスの正式名称は username@ribf.riken.jp です。

[戻る]
3) 更新後のメールソフトウェアの設定

更新(2006年10月4日)の直後は、念のため最初に旧サーバrarfaxpで残っているメールの確認を行った後に、 新メールサーバ ribf.riken.jpで以下のように設定してください。赤い色の部分が変更が必要な部分です。 メールソフトで複数のアカウント(設定)が作れる場合は、新規に ribf.riken.jp 用のアカウント(設定)を作成するのが便利です。
(追記 2017年12月15日)従来からの暗号化プロトコル SSLv3は停止しました。 暗号化は TLSv1.2 をご利用ください。

メールソフトウェアの設定

メールユーザ名 ribfのユーザ名 例: hogehoge
メールアドレス username@ribf.riken.jp 例: hogehoge@ribf.riken.jp
パスワード ribfのパスワード 特殊記号、大文字、小文字、数字を含む8文字がおすすめ 
受信メールサーバー (POP3) サーバー名 ribf.riken.jp  
ポート番号(*1) 995 (pop3s) 暗号化機能 (TLS/SSL)を利用 (所外からも接続可能)
110 (pop3) 暗号化機能 (TLS/SSL)は任意 (仁科センター内からのみ接続可能)
受信メールサーバー (IMAP) サーバー名 ribf.riken.jp  
ポート番号(*1) 993 (imaps) 暗号化機能 (TLS/SSL) を利用 (所外からも接続可能)
143 (imap) 暗号化機能 (TLS/SSL) は任意 (仁科センター内からのみ接続可能)
受信の認証方式 PLAIN (PASSWORD) 通常のパスワード認証
サーバーにメールを残す 任意(どちらでもお好みで設定してください。)
送信メールサーバー (SMTP) サーバー名 ribf.riken.jp
ポート番号(*2) 587  (submission) SMTP認証+TLS/SSL (STARTTLS) による暗号化 (所外から接続可能)
465  (smtps) SMTP認証+SSL (wrapper)による暗号化 (所外からも接続可能) (obsolute)
25   (smtp) 送信メールサーバの一般的なポート番号 (理研所内からのみ接続可能)
送信の認証方式 PLAIN (PASSWORD) 通常のパスワード認証


(*1)メール受信ポート(imaps/pop3s)の暗号化には SSL/TLS を選択して接続してください。

(*2) メール送信ポートは通常のSMTPポート 25/tcp でな くて サブミッションポート 587/tcp を指定してください。その際、送信者認証(smtp認証、あるいは名前とパスワードを使用)を有りにして、ユーザ名のところ は 現在の ribf の userid を設定してください。さらに接 続の保護は (STARTTLS)を選択し、認証方式には「通常のパスワード認証」を選択してください。最初のメールの送信 の時にパスワードを尋ねられ認証が行われます。また、TLSに非対応でSSL対応の古いメールクライアント(outlook 2002等)の場合は smtps ポート 465/tcpに接続ください。理研所内の場合、あるいは所外で理研のVPNを使用している時は smtpポート 25/tcp でsmtp認証なし、暗号化(TLS/SSL)なし、でも接続できます。

こうすると、理研の外からも imaps/pops + (smtp認証 + TLS/SSL) で、 暗号化された通信でユーザ認証された後、安全にメールの送受信ができます。また、最近インターネットサービスプロバイダー(ISP)では、迷惑メール防止のため、プロバイダーの外にあるサーバのSMTP port(25/tcp)への接続規制(OP25B)の動きが急速に広まっています。メール送信時に送信者認証付きのサブミッションポート(578/tcp)あるいは smtpsポート(465/tcp) を用いることで、加入しているISPでOP25B 規制が行われても、ribf.riken.jpでメールを送ることができます。サブミッションポート利用のメリットについては以下の  解説1解説2をご参照ください。

ご注意: これまでRARFAXPでは、暗号化されていない pop3,imap は所外からも接続できる設定 になっていましたが、更新後の ribf.riken.jp は pop3s, imaps, submission等の暗号化されているポートのみ所外から接続でき、暗号化されていないpop3,imap は所外からのアクセスはできなませんのでご注意下さい。

何かの理由でどうしてもメールクライアントが暗号化通信(TLS/SSL)に対 応できない場合は、情報基盤センターVPN を申請してください。 VPN を使用すると、端末PC(windows/Mac/Linux)と理研間の通信がすべて暗 号化され、かつ所内からのアクセスと同等の取り扱いとなります。

Thunderbird, Outlook, macOS Mail などほとんどの最近のメールクライアント は 暗号化通信を行う pop3s(TLS/SSL), imaps (TLS/SSL)及び送信者認証 機能+暗号化(TLS/SSL)のサブミッションに対応しています。

3a) お勧めのメールソフトウェア

imapやpop3に対応したメールソフトウェアで、フリーソフトウェアとしてこのあたりで人気が高く、 おすすめなものの一つが、Thunderbirdです。Thunderbirdは、 Windows, MacOS, Linuxに対応しており、上記のメールの送受信時の暗号化(TLS/SSL)に完全に対応しています。 また、出張時や個人PCの環境がないときには、以下のWebMailもお手軽で便利です。

[戻る]
3b)お勧めのメールソフトウェアの設定例

以下に自宅や出張時のように理研外からも暗号化通信で安全にメールをアクセスできるソフトの 具体的な設定例をあげます。理研外にメールを送ることもできます。 Thunderbird  は高機能のフリーソフト(無料ソフト)です。

Macintoshの場合の設定例
  Thunderbird (IMAPS)
  MAC OS X Mail (IMAPS/POPS)

Windowsの場合の設定例

  Thunderbird (IMAPS)
  Microsoft Outlook (IMAPS)(その昔古いOutlookでは送信ポートには465番を使用しましたが、新しいOutlookでは587番を使用します)

[戻る]
4) Webmail(SquirrelMail)の試験運用

メールサーバの更新後 Webmail(SquirrelMail)を試験運用しています。 Webmail(SquirrelMail)のフォルダーは imap のフォルダーと互換があるのでWebmailとIMAPは併用できます。とにかく簡便にメールにアクセスしたい時、あるいは、出張時や個人PCの環境がないときには、 Webmail の 利用が便利です。 Webmail の URLは

   https://ribf.riken.jp/webmail/ 

です。(ribf.riken.jp をWebブラウザで開けば 上記のへリンクがあります。英語版はここにあります。この Webmail は2006年 10月4日 13:00JST 以降から使用可能です。理研 の外からも接続可能です。(http: に接続しても安全のため https:へリダイレクトされます) Webmailのログイン画面はサイトの安全証明のため、 最初のログインの認証後、最初に上側のメニューにあるフォルダーのメニューを選択し、既存のフォルダーをすべて登録します。

4.1) ブラウザ利用の携帯メールの試験運用

携帯電話のブラウザ(i-mode等)を利用して ribf.riken.jpへのアクセスの試験運用をしていています。 海外ローミング機能付きの携帯電話の場合は海外からでも ribf.riken.jp へのメールの読み書きができます。 詳細はここ参照(仁科センター内からのみこのリンク先はアクセスできます。)

[戻る]
5) メールスプールの mbox形式から Maildirへの変換方法

従来 rarfaxpで使用していたメールスプールは mbox形式といい、1 つのファイルに多数のメールが単純に連結して格納されていましたが、メール数が増加しファイルサイズが大きくなると、処理速度の低下、ファイルの破損時のダメージ等が問題となっていました。更新後 の ribf.riken.jp で使用するメールスプールは Maildir 形式で、 これは1つのメールが1つのファイルに対応する形式です。Maildirはログイン ディレクトリー直下の ~/Maildir です。 ~/Maildir は更新時に管理者 がscriptで全ユーザ分を作成しました。

これまでrarfaxpで受け取った mbox形式のメールスプールやフォルダーは、scritpででMaildir 形式に変換すると、新サーバ ribf.riken.jp でアクセスできます。

 mbox形式のメールスプールをMairdirに変換するtool mb2md です。 rarfaxp ではメールスプールの実体は /rarf/u/spool/mail/username というファイルです(usernameはログイン名)。システム更新後も自分で消去しない限りこのRARFAXPのメールスプールファイルは残っています。これを Mailboxに変換するには、 更新後、まずログインサーバー ribf00.riken.jp に loing したのち、 メールサーバ ribf.riken.jp に ssh でloginして(PATHが /usr/bin, /usr/local/bin が通っている標準の環境で)

mb2md -s /rarf/u/spool/mail/username (-f somefolder) (-d Maildirtest)

のコマンド(usernameはログイン名)でシステムのメールスプールをMaildirに変換します。-f somefolder をつけると 変換されたメールは Maildir 配下の somefolder というfolderに保存されます。変換速度は実測でスプールファイル1MBにつき約1秒程度です。仮に1GBあれは17分程度かかります。

また rarfaxpで imap (wu-imap)を使用し、メールをフォルダーに(階層構造に)分類していた方は、imapのディレクトリーを ~/oldmail とすると

mb2md -s oldmail -R (-f somefolder) (-d Maildirtest)

のコマンドで imap (wu-imap)のfolder構造を一気に Maildirに変換します。-f somefolder をつけると 変換されたメールは Maildir 配下の somefolder というfolderに保存されます。テストをしたい場合は最後に -d Maildirtest  等と-d で出力先のディレクトリーを指定できるので、Maildir以外の名前ディレクトリーでテスト をすることもできます。変換後はもとのファイルは削除されないので、必要がない場合はご自分で削除をお願いします。詳しくはマニュアルをご覧ください。

上記のmboxからMaildirへの変換をするまでの暫くの間は暫定的に下記の方法で更新前のメールをアクセ スすることができますが、なるべく(2006年11月末までに)変換をお願いします。

 imap の場合:メール受信サーバを rarfaxp.riken.go.jp に設定する
 loginユーザ: rarfaxp に loginする

ご注意:上記の変換の際にはディスク使用量が増大しますので、disk quotaにお気をつけください。disk quotaの現在の使用量、上限値は quota (/usr/bin/quota)で表示されます。disk quotaを超えそうな場合は あらかじめ、system at ribf.riken.jpにご相談ぐださい。

5b) MH形式のメールフォルダーからMaildirへの変換

rarfaxpでMHを使用し、メールフォルーダにMH形式を利用されていたかたは、rarfaxpの更新後、ログインサーバー ribf00.riken.jpにloingしたのち、メールサーバ ribf.riken.jpにssh でloginして、ribf上で mh2maildir のコマンドを使用することにより メールをMH形式からMaildirに変換できます。 例えば、MH形式の入ったディレクトリを test とします。test 以下、 test/hoge, test/hoge/fuge ... などの階層構造です。 それは以下のコマンドでMaildirに変換できます。(PATHが /usr/bin, /usr/local/bin が通っている標準の環境)

mh2maildir -f -R -courier test Maildir MH

とすると、Maildir 以下に、

.MH
.MH.test
.MH.test.hoge
.MH.test.hoge.fuge

などの階層構造が作成されます。変換速度はおよそ0.3MB/s程度で、1GBにつき50分ぐらいかかります。 変換中フォルダーごとにメッセージがでるので変換中の不安は少ないと思います。 変換tool mh2maildir については http://www.informatik-vollmer.de/software/mh2maildir.phpをご参照ください。

ご注意:上記の変換の際にはディスク使用量が増大しますので、disk quotaにお気をつけください。disk quotaの現在の使用量、上限値は quota (/usr/bin/quota)で表示されます。disk quotaを超えそうな場合は あらかじめ、system at ribf.riken.jpにご相談ぐださい。

[戻る]
5c) mewの設定例

emacsが好みで使いなれている方は、更新後、 ribf00.riken.jp にログインして ~/.emacs に
(autoload 'mew "mew" nil t)
(autoload 'mew-send "mew" nil t)

~/.mew.el に
(setq mew-proto "%")
(setq mew-imap-server "ribf.riken.jp")
(setq mew-imap-user "username")
(setq mew-imap-auth t)
(setq mew-imap-ssl t)
(setq mew-imap-ssl-port "993")
(setq mew-ssl-verify-level 0)
(setq mew-smtp-server "ribf.riken.jp")
(setq mew-smtp-user "usename")
(setq mew-smtp-port "587")
(setq mew-smtp-ssl t)
(setq mew-smtp-ssl-port "587")


と設定します。usenameは自分のログイン名です。Mew を起動した後に、3Z というコマンドで IMAP folder を初期化すれば ribf.riken.jp をサーバとしてメール送受信はできます。実行時に /usr/sbin/stunnel を使用しますが、標準では /usr/sbin にPATHが通っていない時が多いので、ご自分のpcで設定される場合は PATHに /usr/bin, /usr/local/bin とともに /usr/sbin を追加するか、あるいは su で ln -s /usr/sbin/stunnel /usr/bin/stunnel でシンボリックリンクをはる必要があります。(thanks. to T.Onishi updated on 2017.12.15)  Mew使い方はここに解説があります。
[戻る]
6) ユーザの Web page

rarfaxp 上の各ユーザの Web page の これまでのURLは

 (これまで) http://rarfaxp.riken.go.jp/~username/
 (今後)   http://ribf.riken.jp/~username/

と替わります。 更新後も、rarfaxp でもアクセス可能ですが、今後URL の案内のときは http://ribf.riken.jp/~username/ の方を御利用ください。

[戻る]
7) ログインサーバ

メール専用サーバ ribf.riken.jp へは interactive login (ssh) しないようにお願いします。ただ、上の 5a) 5b) のmbox/MHからMaidirに変換作業をするときは, ribf.riken.jp 上で実行してください。 (ファイルIOが非常に多いのでNFSでなくローカルディスクアクセスのほうが信頼性、効率が良いため) ribf.riken.jp にログインするときはいったん ribf00 にログインしてからrib f.riken.jpにログインしてください。仁科センターの一般LANからRIBF00にログインするときは、ssh ribf00 あるいは ssh ribf00.rarfadv.riken.jp でログインできます。 それ以外からは ssh ribf00.riken.jp でログインできます。

ログインして対話的処理ができるサーバ はribf00.riken.jp でOSはRHEL6互換の Scientific Linux 6.9 (x86_64 64bit OS)を使用しています。理研の外部からRIBF Linux/UNIXクラスターにログインする場合はSSHでribf00.riken.jpに最初にログインしてください。(公開鍵認証) ほかにログインできるサーバはribf01.riken.jp, ribf02.riken.jp などです。
 それらのログインサーバで mew (5.15)は利用可能ですが、rarfaxpにあったmnews等のメールクライアントは mboxスプール形式のみの対応な ので mnewsは 更新後の 新サーバ(ribf00)では使用できません。 また、ribf00の環境は運用開始後に序々に整備していきます。 (64bint版 CERN Library ,root 等は利用可能です)

[戻る]
8) ホームディレクトリー

ユーザホームディレクトリーは 新後は新サーバ ribf.riken.jp に接続されている 16TB SAS-HDD Raid6で disk quotaは標 準で 100GB の設定をしています。(作業用/データ解析のRaidは別 途あり、一人あたり1TB 程度は割りあて可能です。)

[戻る]
9) SPAMフィルター

以前に rarfaxpでspam filterの設定 /usr/local/spamfilter/setup を実行された場合、それはそのまま新サーバ ribf.riken.jp で動作しますが、spamが格納 される場所が Maildir の標準のディレクトリーではありません。標準の 場所に格納したい場合は 1) imapのメールクライアント で spam というフォルダーをあらじめ作 成し、2) ribf00 上で /usr/local/spamfilter/setup を再実行してくださ い。そうするとspamフォルダーに振り分けられたスパムは imapメールクライアント からspamフォルダーとしてアクセ スできます。

[戻る]
10) MTAの違いについて

rarfaxpで使用していた Mail Transport Agent (MTA) は sendmail-8.13.7で 新メールサーバ ribf.riken.jpで使用している MTA は potfix です。 .forward .procmailrc 等は大部分互換性がありますが、細かな 部分で非互換性がある場合も考えられますので、自分で ~/.forward や ~/.procmailrc を設定されている方は動作確認をお願いします。またrarfaxpで使用していたimap/pop3サーバプログラムはwu-imapで、ribfで使用しているimap/pop3サーバプログラム はdovecotです。

[戻る]
11) rarfaxpの今後のサポート予定

rarfaxp.riken.jp はいまのところ来年度はハードウェアのみの保守契約を行い、再来年以降は保守契約は行わない予定です。 rarfaxpを現在ご利用のかたは、年内に RIBF00 (Scientific Linux 4.3) へ計算環境を移行をお願いします。将来、rarfaxp.riken.jpが修理不可能な故障をした場合でも、@rarfaxp.riken.jp、 @rarfaxp.riken.go.jp, @rarf.riken.jp, @rarf.riken.go.jp 宛のメールは @ribf.riken.jp で受け取ることができます。(追記) 2016年に rarfaxp.riken.jp の運用は終了しました。

[戻る]
11) imap,Webmailで突然メールが読めなくなった場合の対処方法

手でribf00上のメールを直接消去した、あるいは imap clientのソフトが途中でハングした等の誤操作、障害により imap、Webmail 等でメールが読めなくなったときは、indexのキャッシュファイルが壊れ ていることが原因の場合が多いのでその時は、ribf00上で

cd ~/Maildir
mkdir backup20070405
mv dovecot* backup20070405

でindexのキャッシュファイルをすべて消去(念のため別のディレクトリーに 移動)すると、次ぎに imapでアクセスしたときにindexのキャッシュファイ ルがすべて自動的に再構築されるので復旧することが多いです。 .(ドット) ではじまるsub directoryの場合も同様です。

ご不明な点はメールで system at ribf.riken.jp までお問い合わせください。

更新歴
(2006.9.27) 初版
(2007.12.6)最終更新 Thunderbird 1.5->2.0
[戻る]


(2006.09.27, last updated 2017.12.15)  Contact