TOYO CC/7700 のマルチクレートについて
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リソースを確認する
cat /proc/pci とすると
Bus 0, device 13, function 0:
Non-VGA unclassified device: PCI device 0001:cc77 (rev 0).
IRQ 19.
I/O at 0xa800 [0xa80f].
のように「cc77」の文字が見えるのがCC/PCIです。
この場合だと IRQ=19 で、I/O portが 0xa800-0xa80f です。
マルチクレートで使う
K3922と同様にカスケード接続で使えます。
カバーを外して、クレートアドレスを「DSW1」でセットします。
(CC-ADR 0 → Bit 0、CC-ADDR 1 → Bit 1、CC-ADDR 2 → Bit 2)
最後のクレートコントローラ以外はCC/BUSの裏にある抵抗J6〜J9を外します。
そして、ケーブルでつなぎます。
ケーブルは複数コネクタが圧着されたものを使うか、
クレートの内側にあるコネクタを利用することもできます。
Initialize(Z)やClear(C)を使う場合は、あらかじめCNAFのregisterにクレー
トアドレスをセットしておく必要があります。
CC/7700の場合、マルチクレートで使う時にやっかいなのが
「コマンド(NAF)と同時に設定されるクレート・アドレスの値は、その次に発行されるコマンド(NAF)に対して適用される。」
とマニュアルの最後に書いてあるとおり、クレートアドレスとNAFを1回で
registerに思うようにセットすることができません。
なので、クレートアドレスを変えてコマンドを発行したい時は、1回ダミーのコマンドを発行するなどの対処をしなければなりません。
February 28, 2003
Hidetada Baba <baba@daq.rikkyo.ac.jp>