The BAQ/Data Acquisition/DAQ Module/Kinetic 3922
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Kinetic 3922 のマルチクレートについて
マルチクレートで使う
CC/7700と同様にカスケード接続で使えます。
クレートアドレスは全面のスイッチで変更します。
クレート間接続は背面から見るとコネクタが2つあり、右側の方を使います。
さらに右側のコネクタは背面から見て奥側と手前側と2段になっていて、これでカスケード接続をします。
慣例的に?奥側が入力で手前側から出力(スルー)です。
1番最後のクレートの手前側にターミネータを差しておきます。
注意すべき点は
3922にはバージョンが2つある
ということです。
3922の側面を見ると赤か青のシールが張ってあり、そこに「Z1A」か「Z1B」と書いてあります。
経験的にZ1AとZ1Bを混ぜて使うとうまく行きません。誤動作します。
噂によると2915 PCI + 3922 Z1Aの組合せで、 3922の割り込みを許可する際にCAMAC
busにZ(initialize)がかかってしまうそうです。
これは非常にやっかいですが、 3922
Z1Bの場合だとこの問題は起こらないので、私はいつもZ1Bで統一して使っています。
これらさえ気をつけていれば、簡単にマルチクレートで使えます。
Last Update: 2005/3/15
Hidetada Baba
baba @ rarfaxp.riken.jp