Locked History Actions

Centos8-setup

Centos8インストール前のヒント

1. CentOS 8 には CentOS-8 (1905)CentOS Stream の2種がありますが、通常の安定したサーバ向けの用途には CentOS 8 (1905) の方を使用します。 CentOS Stream は 開発者向けの rolling-release Linux distributions です。CentOS-8 (1905)のインストールには以下から dvd iso をダウンロードします。

http://ftp.riken.jp/Linux/centos/8/isos/x86_64/

2. CentOS 8をインストールするサーバが USB-boot に対応している場合(最近のサーバの場合)インストール用iso イメージは DVD-R DL に焼かずに rufusを使用して USBメモリ上に Bootable USB を作成した方が、高速にインストールできます。(参考)USB メモリを使用して Linux (CentOS 7) をインストール

3.CentOS 8での主な変更点は、アップストリームのリリースノートや、導入における検討事項をご覧ください。

Centos8インストール後の初期設定とTips

1. yum (dnf) レポジトリーのソースを変更(近くのミラーサーバを設定)する

/etc/yum.repos.d/ 

配下の3つのファイル(CentOS-AppStream.repo, CentOS-Base.repo, CentOS-Extras.repo)の最初の方の baseurlをコメントをはずして近くのミラーサーバを指定します。(以下、例)

CentOS-AppStream.repo
baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/centos/$releasever/AppStream/$basearch/os/

CentOS-Base.repo
baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/centos/$releasever/BaseOS/$basearch/os/

CentOS-Extras.repo
baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/centos/$releasever/extras/$basearch/os/

と変更、yum update (dnf update)を実施(初期update)します。

2. EPEL repository の追加

# yum install epel-release

3. 旧来のiptablesを使いたい場合、kernelのパケットフィルタを firewalld から iptables に変更できます。

# systemctl stop firewalld.service
# systemctl mask firewalld.service
# yum install iptables-services
# systemctl enable iptables.service
# systemctl start iptables.service

4. 必要ならば SELinux を disable します。

/etc/selinux/config

中で

#SELINUX=enforcing
SELINUX=disabled

の変更後、rebootします。

5. SSHを外部に開いている場合は、パスワード認証を禁止します。

/etc/ssh/sshd_config

中、以下の変更

PasswordAuthentication no

を行い、sshd を再起動。sshは公開鍵認証のみ接続できるようになります。

6. (参考)httpd周りのソフト環境

RHEL5(CentOS5)  glibc-2.5-123   httpd-2.2.3   php-5.1.6   perl-5.8   python-2.4.3     ruby-1.8.5  mysql-5.0.95      
RHEL6(CentOS6)  glibc-2.12-1    httpd-2.2.15  php-5.3.3   perl-5.10  python-2.6.6     ruby-1.8.7  mysql-5.1.73     
RHEL7(CentOS7)  glibc-2.17-292  httpd-2.4.6   php-5.4.16  perl-5.16  python-2.7.5     ruby-2.0.0  mariadb-5.5.64    
RHEL8(CentOS8)  glibc-2.28-42   httpd-2.4.37  php-7.2.11  Perl-5.26  python-3.6 (2.7) ruby-2.5.3  mariadb-10.3.11 

7. Perlの変更に関して

CentOS 8 では Perl が Perl-5.26 にアップグレードされています。これにより従来 CentOS 5,6,7 で動作していたPerlプログラムがそのままではエラーとなり修正が必要な場合があります。詳細についてはアップストリームのドキュメント15.1.3. Perl への主な変更点をご参照ください。

Perl-5.26ではセキュリティ上の理由からライブラリーのパスから現在のディレクトリーが削除さましたので、それが原因でhttpのperlプログラム実行でエラーが出る場合は

/etc/httpd/conf/httpd.conf

中に、

setenv PERL5LIB . 

を追記すると、httpd上で perlプログラムが正常に動作するようになる場合があります。

8. PHP の変更に関して

CentOS 8 では PHP 7.2 が同梱されています。これまでの CentOS 7での PHP 5.4に対して重要な変更が導入されました。詳細についてはアップストリームのドキュメント15.1.2. PHP への主な変更点を参照ください。

9. MariaDB の変更について

CentOS 8 では MariaDB がMariaDB-10.3.11にアップグレードされています。これにより従来の CentOS 5,6,7 で動作していた MySQL, MariaDBはダンプファイルを使ってリストアが必要です。例についてはMySQL-5.1 からMariaDB-10.3 への移行をご参照ください。

10. Chronydの設定

 /etc/chrony.conf

を設定します。以下は設定例1(下から3台を選んで設定)(外部stratum1サーバに同期):

server 133.243.238.163 iburst
server 133.243.238.164 iburst
server 133.243.238.243 iburst
server 133.243.238.244 iburst
server ntp01.sinet.ad.jp iburst
server ats1.e-timing.ne.jp iburst
server time.google.com iburst
server ntp.jst.mfeed.ad.jp iburst

以下は設定例2(外部stratum1サーバに同期している自ドメイン内のサーバに同期):

server ribf.riken.jp iburst
server ribf00.riken.jp iburst
server ribf01.riken.jp iburst
server ribfsmtp1.riken.jp iburst
server ribfsmtp2.riken.jp iburst
server indico2.riken.jp iburst

chronydサービスを有効化、起動,

以下のコマンドで時刻同期を確認できます。

chronyc sources

11. アップストリームのOSのリリース日、サポート終了日(CentOSもこれに準ずる)

https://access.redhat.com/support/policy/updates/errata/

       リリース日     サポート期限
RHEL3  2003年10月22日   2010年10月31日(終了)
RHEL4  2005年2月14日    2012年2月29日 (終了)
RHEL5  2007年3月14日    2017年3月31日  (終了)
RHEL6  2010年11月10日   2020年11月30日 
RHEL7  2014年6月10日    2024年6月30日 
RHEL8  2019年5月7日     2029年5月