拡大撮影
拡大撮影をすることによって、高倍率で惑星等の撮影をすることができます。使用する接眼レンズの焦点距離で実質的な焦点距離をかえることができます。
- 方法1 本体付属のドローチューブ延長筒とNST43mmアダプターを使用する方法
この方法は簡便ですが、欠点は、カメラを取り付けると接眼レンズ部がカメラの重さで下に下がり、目標がずれてしまうことです。 目標が明るい天体の時は、ずれてもカメラのファインダーで探すことができますが、暗い天体の場合は探すのが困難です。
- 方法2 フリップミラーとNST43mmアダプターを使う方法
フリップミラーを使用すると光路を切り替えることができるので、片方にカメラを取り付け、片方に眼視用の
接眼レンズ をとりつけると、カメラを取り付けたままで、接眼レンズで直接目標を確認、修正できるので大変に
便利です。
- 拡大撮影でのTIPS
一般の接眼レンズは眼視用に設計されているので、拡大撮影に使用すると収差等が大きくなり、撮影画質が問題にな る場合が あるようです。 拡大撮影専用に設計された接眼レンズ(Pentax
XP等)とか、眼視・拡大撮影両用に設計された接眼レンズ (Pentax XO等) を用いると、拡大撮影でも高画質の画像を得られるようです。
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last updated on 13 September
2003