SBS 418 VME Repeaterについて

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SBS 418 VME RepeaterでVMEをマルチクレートで使うことが可能になります。
コントローラからは複数のVMEクレートが1つのVMEバスとして見えるので、 CAMACとは違ってマルチクレートを意識する必要はありません。
特別なコマンドも何も必要なく、そのままマルチクレートで使えるので大変便利です。


ジャンパーを設定する
PrimaryとSecondaryでジャンパーを変える必要があります。
コントローラがささっているクレートの空きスロットに入れるのがPrimaryで、 Secondaryはマルチクレートで使うクレートのスロット1に入れます。
ジャンパー P/S、C/S、SYSを以下のように設定すればとりあえず使えます。
P/SC/SSYS
PrimaryONOFFON
SecondaryOFFOFFON
C/Sは418自身にアクセスしたい時にONにします。
SYSはONでもOFFでもかまいません。

注意事項
モジュールをさすとき、ケーブルをつなげる時は 必ず電源を切っておきます。
ケーブル自身に'A'、'B'と書いてあり、 ケーブル'A'でPrimary-'A'とSecondary-'A'をつなぎ、 ケーブル'B'でPrimary-'B'とSecondary-'B'をつなぎます。
ケーブルをつないだら、クレートの電源をつけます。 順序はPrimaryとSecondaryで、どちらを先につけてもかまいません。

June 22, 2003
Hidetada Baba <baba@daq.rikkyo.ac.jp>