babarl DAQ
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babarl DAQはRTLinuxをベースにしたネットワーク分散型CAMACデータ収集システムです。
CAMAC制御にはRTLinuxを使い、ACCにひけをとらないCAMAC制御の性能を有しています。
また、すべてパーソナルコンピュータ上でデータ収集を行い、特に周辺機器を必要としないため費用効率の良いシステムとなっています。
中〜大規模?原子核物理学実験に耐えられる設計で複数台コンピュータを使用することを前提にしています。(もちろんPC 1台だけでも使えます)
そのため、構成要素が多く煩雑になっています。
またPAWベースのオンライン解析プログラムAnapawを使うことができます。
Kinetic 3922 + 2915もしくは東陽テクニカ CC/7700 + CC/PCI
の組合わせに対応しています。
とくにKinetic 3922 + 2915の組合せではBlock転送を使うことができ、
Dead Timeが良くなります。
最近はCAMAC + VME ハイブリッドで使うことが多いです。
VME ControllerにはSBS 620 PCI-VMEを使用しています。
(WIENER製のPCI-VMEも使えます。)
→ 検出器のテストなどのDead Timeを気にしない
DAQにはNBBQをお勧めします。
1台のnormal Linux PCがあれば動きます。ANAPAW使えます。
CAMAC & VME ハイブリッドできます。
インストールも簡単です。
→ こちらも参照して下さい。
stdcomというStand-alone用のコントローラを作りました。
1台のPC上ですべて使う場合はこれが簡単です。
実験向けマニュアル
manual-oct07-2003.txt for R363n
(トラブル対処方が充実してます)
November 6, 2003
Hidetada Baba <baba@daq.rikkyo.ac.jp>