python版 SRIMfit ( pySRIMfit )
pySRIMfit の構造
pySRIMfit は、Excel の ワークブック、ワークシートを模倣した構造にしてあります。 ブックの中に、多数のシートがあり、それぞれのシートには、SRIM-2013 で計算した E-LET-Rangeテーブル等が書き込んである というイメージです。
Excel版 SRIMfit では、SRIM-2013 の計算結果を Excelブック(MySRIMwb.xlsx) で保管していました。
この手法は、複雑な構造体データを、綺麗に保守性良く管理する点に於いて優れていたので、
コレを模倣して、python版に書き換えました。
● class sirmWB() 多数の srimWS() を読み込んだ object
ユーザーは通常、この object を操作します。
Excel版と同じ関数名を、メソッドとして提供します。
その引数で、参照する ワークシート名 (WS名) を指定します。
● class sirmWS() SRIM-2013の計算結果を読み込んだ object
1つの srimWS() には Beam vs Target で計算した結果が格納されています
それらの数値は、プロパティとして参照可能です。
● MySRIMwb.pickle 多数の srimWS() のバイナリーイメージ
srimWB().loadWS() / .saveWS() メソッドで読み書きされます。
従来の MySRIMwb.xlsx から .pickle への変換 utilityも用意してあります。
● python コンソール より
import 後に srimWB() のインスタンスを生成し .pickle を load して使用します