BDC1, 2 (Beam Drift Chamber 1,2)

[1] Status

• Drift chambers of the identical type have been used in experiments at RARF/RIBF/HIMAC for measuring the phase space of protons, He, Li, Be, and C beams between 60 to 300 MeV/A, up to 1MHz, using He+60%CH4 gas mixture.  Typical position resolution /plane is ~120μm (rms).
• 低圧動作の重イオンによる試験@HIMAC：　Jun-2011
• SAMURAI SETUPへの設置：　Feb-2012

[2] Assembly & tests

• 2010年１２月に行った試験では、potential wireに1uA程度の大きな電流が流れる事が判明。FDC1にも同様な事があった事からG10基板上でのHV leakと考え、大きな電流が流れる基板をアルコール洗浄した。別予算で作った手持ちの１台を加えた３セットから動作する２台を組み立て。なお２枚の基板の修理が残っている。

  基板の超音波洗浄	作業中に切ったwireの張り替え	BDC組立中

• BDC２台の組立後、低圧動作用外箱に組み入れる。
  

  信号用真空feedthrough製作	変換基板,読出cable,フランジ,ASD	外箱中のBDC
  上下流フランジをつけた状態	試験中に起こった3/11地震直後

• ベータ線、宇宙線によるベンチ試験
  • 条件：　Gas= i-C4H10, Pressure= 100 torr, Vth=-0.4V, dV(Vk-Vp)= 50V
  • ベータ線(MIP)に対してプラトーを持つ
    • 
  • 宇宙線による位置分解能 　> 150 um (rms)
    • 
• HIMACでのビーム試験

  BDC beam test @HIMAC

  • 条件
    • 16ch x 8 = 128chを読み出す
    • Gas= i-C4H10, Vth=-0.4V,-0.8V, dV(Vp-Vk)= 50V
    • ビーム：　z=8 -17, z=17-36, @250MeV/A
  • 結果概要
    • 測定した範囲では全てプラトーを持つ
    • Efficiency=50%の電圧（プラトーは約100V高い）
    • 

[3] Samuraiへの設置

• Commissioning用のSETUPでは、陽子ビームを使う為、真空膜は厚い(75um)物を使う： Mar-2012。

• 入射窓とフランジ	大学で仮組中	外箱中のBDC	B2Fで仮組中
  ICB, SBT, BDC1, BDC2 @Mar-2012