== RIBFミニワークショップ「RIBFに於けるγ分光実験II」のご案内 == RIBFの建設も最終段階に入り、実験の開始が間近に迫って来ました。 ビーム供給開始後の早い段階で、インパクトのある研究結果を出せるように 十分準備を整えておく必要があります。γ分光の分野でも様々な実験計画が 検討されていますが、それらをより有意義な研究として具体化するために、 以下の要領でRIBFミニワークショップを開催いたします。 --- RIBFミニワークショップ 「RIBFに於けるγ分光実験II」--- 日 :10月16日(月)、17(火) (17日の月例コロキウムには参加できるようプログラムします。) 場所:理化学研究所 RIBF棟 2F 大会議室 このワークショップは2006年2月13日に開催した小規模ワークショップ 「RIBFに於けるγ分光実験」の第二回目です。今回はより具体的な実験の 検討に主眼を置き、今冬に予定されているPACへ提出するプロポーザルを 練るための一助としたいと思います。並行して長期的な実験計画や新しい 検出器の開発についての議論も行ないます。理論の方による実験の重要性の 裏づけや実験の提案も重要なテーマです。 11月6日-9日に開催される International Collaboration Workshop では γ分光の分野でも様々な実験が国内外の研究者によって提案されると予想 されます。有効な国際コラボレーションを作るために、まずは国内のグループ 形成を始めておくことが肝要です。今回のワークショップがそのための 契機になればと思います。 プログラムは世話人から依頼した講演を中心に構成します。関連する 話題をお持ちの方には、議論のセッションでのショートトークという形 でのコントリビューションをお願いしたいと思います。話題をお持ちの 方は10月5日までに世話人までご連絡下さい。参加のみの方は登録の 必要がありません。 講演予定者(五十音順): 青井考(理研)、阿部大介(東京)、井手口栄治(CNS)、今井伸明(KEK)、 宇都野穣(JAEA)、佐川弘幸(会津) 、清水良文(九州)、下浦享(CNS)、 武内聡(理研)、中務孝(筑波)、福地知則(大阪)、本間道雄(会津)、 松尾正之(新潟)、森川恒安(九州)、山上雅之(理研)、米田健一郎(理研) RIBFでのγ分光に興味をお持ちの方の参加をお待ちしております。 世話人:青井考(理研)、井手口栄治(CNS)、宇都野穣(JAEA) 下浦享(CNS)、本林透(理研)、山上雅之(理研) ////////////////////////////////////////////////////////////// --- RIBFミニワークショップ 「RIBFに於けるγ分光実験II」--- 日 :10月16日(月)、17(火) 場所:理化学研究所 RIBF棟 2F 大会議室 ---- プログラム ----- 16日 10:00 青井考(理研) RIBFでのγ分光実験の準備状況とDay1実験 10:30 武内聡(理研) BigRIPS仕様NaI検出器アレイ DALI3 (1+2=3) --- 休憩 --- 11:15 下浦享(CNS) CNS-GRAPE collaboration for high-resolution gamma-ray spectroscopy at RIBF 11:45 鈴木智和(東北) 東北大サイクロにおけるγ線分光実験の現状とこれから --- 昼食 --- 13:30 栂野泰宏(立教) クーロン励起を用いたM1遷移確率の測定 13:45 松尾正之(新潟) 未定 14:15 清水良文(九州) 未定 14:45 福地知則(大阪) RIビームファクトリーにおけるアイソマー探査実験 --- 休憩 --- 15:45 佐川弘幸(会津) 未定 16:15 阿部大介(東京) テンソル力を用いた平均場計算 16:45 中務孝(筑波) 未定 17:15 井手口栄治(CNS) 減速RIビームによるガンマ線分光実験 17日 9:30 今井伸明(KEK) 束縛励起状態からのγ崩壊寿命測定 10:00 本間道雄(会津) pf および pfg 殻中性子過剰核の殻模型計算 --- 休憩 --- 10:45 宇都野穣(JAEA) sd-pf殻模型研究の現状と今後 11:15 米田健一郎(理研) 未定 11:45 山上雅之(理研) 重い不安定核における新しい超流動性と集団運動 --- 昼食 --- 13:30 (月例コロキウム) 15:00 森川恒安(九州) 未定 15:30 馬場秀忠(理研) 未定 16:00 全員 コラボレーション結成に向けて