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文部科学省科学技術・学術政策研究所から盾をいただきました

文部科学省科学技術・学術政策研究所から盾を頂きました  2015年1月26日

理事長から感謝状を頂きました
2015年1月29日

理事長から感謝状を頂きました
2011年11月4日
contact
〒315-0198
埼玉県和光市広沢2-1 研究本館423室
理化学研究所仁科加速器研究センター
望月雪氷宇宙科学研究ユニット
access
  • 和光市駅南口から歩いて理研西門まで約15~20分、駅前のタクシーで数分です。
  • 西門から研究本館はすぐで、423室まで5~6分です。
  • 西門で入るときに、守衛所で、「訪問先:雪氷宇宙ユニット」と書いて、入構証をお受け取りください。
  • 研究本館に入るのに、入り口のドアを入って右手にあるカードリーダーに守衛所でもらった入構証をかざすと、内側のドアが開きます。
小惑星Yukomotizukiが本になりました

Betascript Publishing, 2011年8月刊行
  • 望月のこれまでの国内外の理科教育への貢献により、小惑星9109にYukomotizukiと命名されました(2010年)。
  • 小惑星とは、火星と木星のあいだにある太陽系の小天体です。
  • 小惑星の名前は、発見者の推薦に基づき、IAU(国際天文学連合)が審査のうえ決定します。
お知らせ

>> 2015年10月07日
理研環境報告書2015に、当ユニットの研究、『南極の氷床コアから太陽活動と気候変動の関係を探る』が紹介されております。 ぜひご覧ください。 ダウンロードはこちら

>> 2015年5月20日
内閣府総合科学技術・イノベーション会議による最先端・次世代研究開発支援プログラム「南極氷床コアからさぐる過去2千年の太陽活動に関する分野横断的研究」(個人採択)が事後評価でS評価(相当)を受けました。事後評価サイトはこちら(2015年5月14日公開、GR098) 

>> 2014年12月19日
(望月より感謝の言葉)「文部科学省 科学技術・学術政策研究所が発表する 「科学技術への顕著な貢献2014(ナイスステップな研究者)」 に望月が選定されました。評価を頂いた研究は、NEXTプログラムによる共同研究であり、決してわたくし一人の力で得られたものではありません。これまでの理研内外の共同研究者の皆さん、研究を下支えして下さった研究支援(補助)パートタイマーの方々のおかげです。これを励みに、さらに研究を推進し社会に貢献できることを、大変ありがたく思っております。」

●下村文部科学大臣との懇談内容はこちら
 政策研究所のナイスステップ研究者ウェブ(下村文部科学大臣表敬訪問写真あり)はこちら
 政策研究所でのスナップ写真はこちら
 政策研究所の下村文部科学大臣表敬訪問報告のページはこちら
 理研の紹介ウェブはこちら  センター紹介ウェブはこちら

研究概要

望月雪氷宇宙科学研究ユニットでは、宇宙物理学ー雪氷学ー気候学が融合した新しい学際研究を展開しています。まず、南極大陸で掘削された氷床コアを用いて、過去の太陽活動と気候変動との関係や、地球を取り囲む宇宙環境の変化、つまり銀河系内超新星爆発や巨大太陽プロトン現象といった突発的な天体爆発シグナル(宇宙からの信号)を調べています。また、これらの天体爆発現象に伴う宇宙放射線が地球大気と衝突して引き起こす窒素酸化物の増加やオゾン層の破壊、さらに気候への影響等について、理論シミュレーションを推進しています。過去の気候変動をより深く理解することができれば、今後の気候変動(地球温暖化)を、より精度良く予測することができるようになります。さらに、当ユニットでは、超新星爆発と元素の合成を理論的に探究しています。わたしたちの住む天の川銀河系内の超新星爆発の頻度はまだよくわかっていませんが、過去100万年の氷床コア研究からそれを解明し、宇宙における「元素の起源」の理解をも、大きく進めることを目指しています。

  Our Astro-Glaciology research unit is engaged in simulating nucleosynthesis in core-collapse supernovae and the impact of astronomical phenomena such as solar proton events and galactic supernovae on the chemical composition of the stratosphere. We also analyze ionic and isotopic concentrations in Antarctic ice cores that preserve the past atmospheric information. By combining these theoretical and experimental studies, we investigate the relationship between solar activity and climate changes in the past, and aim to understand the galactic supernova rate ultimately.

最先端・次世代研究開発支援プログラム*

課題番号:GR098 「南極氷床コアからさぐる過去2千年の太陽活動に関する分野横断的研究」

 本研究では、南極大陸の日本の基地「ドームふじ」にて掘削されたばかりの新しい氷床コアに対して、太陽活動の新しい指標になると我々が考えている「硝酸イオン濃度」と、 気温の指標となることが雪氷学上で既に確立されている酸素同位体比(質量数の異なる酸素18Oと16Oの量の比)等を分析し、過去 2000年間の太陽活動とその気温変動との関係を探究する 実験的・理論的研究を推進しています。
詳しくはこちら

*《最先端・次世代研究開発支援プログラム》は、将来、世界の科学・技術をリードすることが期待される潜在的可能性を持った研究者に対する研究支援制度です。総合科学技術会議において決定され、日本学術振興会によって予算管理されています。政策的・社会的意義が特に高い先端的研究開発を支援することにより、中長期的な国の科学・技術の発展を図り、持続的な成長と政策的・社会的課題に貢献することが目的とされています。

 本研究課題は、「気候変動研究における重要課題を対象にした研究」として、採択されました(総合科学技術会議及び日本学術振興会の審査委員会による<研究課題に対する所見>より引用)。詳しくはこちら

Our Research, in English:

 Our Astro-Glaciology Research Unit, organized in July 2011, promotes both theoretical and experimental studies to open up a new interdisciplinary research field between astrophysics and glaciology. On the theoretical side, we numerically simulate:

  (1) Changes in the chemical composition of the stratosphere induced by high- energy
    photons and/or particles emitted from explosive astronomical phenomena, such as
    solar proton events and galactic supernovae, and
  (2) The explosive nucleosynthesis, including the rapid neutron capture process (the r-
    process) for the creation of the elements heavier than iron, arising in the environment
    of core-collapse supernova explosions.

Subjects (1) and (2) themselves are very important in solar–terrestrial research and nuclear astrophysics, respectively; furthermore, the items (1) and (2) are intended to be coupled with experimental studies described below. On the experimental side, we analyze the ice cores drilled at the Dome Fuji station in Antarctica in collaboration with the National Institute of Polar Research, Tokyo. These ice cores correspond to time capsules of the past. In particular, the ice cores obtained at Dome Fuji are known to be unique because they contain much more information on conditions in the stratosphere than any other ice cores recovered from other locations in either hemisphere. This means that the Dome Fuji ice cores may have an original advantage to study astronomical phenomena of the past, since γ-rays and high-energy protons emitted from astronomical events affect the chemical and isotopic compositions in the stratosphere and not those in the troposphere. Accordingly, we measure:

  (3) Variations in the nitrate ion (NO3-) concentrations in the ice cores, in order to seek
    the proxy of past solar activity and the footprints of supernovae in our galaxy,
  (4) Variations in the water isotopes (18O and 2H) in the ice cores, in order to reconstruct
    past temperature changes on the earth, and
  (5) Variations in the nitrate isotope (15N) in the ice cores, in order to investigate the
    possibility of this isotope becoming a new and a more stable proxy for solar activity
    and/or galactic supernovae.

Items (3), (4), and (5) have been analyzed with Dome Fuji ice cores with a temporal resolution of about 1 year. By comparing the results for items (3) and (4), we aim to understand the correlation between solar activity and climate changes in the past on the millennium scale. The basis for item (4) is already established in glaciology. Item (5) will be the one of very first measurements taken in ice cores. The theoretical studies related to items (1) and (2) will provide a background for distinguishing the characteristics of the astronomical events from meteorological noise that usually appears in the ice core data. Finally, we note that the supernova rate in our galaxy is crucial to understand the r-process nucleosynthesis but yet remains unknown. Our item (3) is also intended to diagnose the galactic supernova rate ultimately.

望月雪氷宇宙科学研究ユニットメンバー
望月 優子
研究ユニットリーダー
髙橋 和也
専任研究員(兼務)
中井 陽一
専任研究員(兼務)
長谷部憂磨
研修生
宮崎 禎子
研究補助パートタイマー
丸山 真美
研究支援パートタイマー
研究ユニットのOG・OBはこちら
 
望月雪氷宇宙科学研究ユニットメンバー
大学院生の受け入れについて

 当研究ユニットの研究に興味のある学生は、望月が連携教員となっている埼玉大学大学院理工学研究科(連携大学院)をとおして理化学研究所にて研究指導を受けることができます(博士前期課程/博士後期課程)。埼玉大学大学院理工学研究科では、平成29年度4月入学の大学院入試が予定されています。<理工学研究科 博士前期課程 物理機能系専攻 物理学コース 大学院説明会 2016年6月> 
 ●大学院理工学研究科の入試情報はこちら ●理工学研究科物理学コースの入試情報はこちら
 理化学研究所では、博士後期課程の学生には「大学院生リサーチ・アソシエイト」などの学生支援制度があり、 最先端の実験装置やスーパーコンピュータを用いた実験研究・理論研究に取り組めます。希望者は、大学院入試応募締め切りの1ヶ月前までに、望月までメール連絡(motizuki @括弧を外して) riken.jp)して研究室訪問を行ってください。

 
ニュース&トピックス
2015.7.27
講演のお知らせ
文部科学省 科学技術・学術政策研究所主催
 「近未来への招待状 」〜ナイスステップな研究者2014からのメッセージ〜
  望月優子:「南極アイスコアから探る環境変動」
日時:2015年7月27日  14:00開演(13:30会場)
場所:文部科学省 科学技術・学術政策研究所 会議室[16B]  開催案内
2015.5.20
内閣府総合科学技術・イノベーション会議による最先端・次世代研究開発支援プログラム「南極氷床コアからさぐる過去2千年の太陽活動に関する分野横断的研究」(個人採択)が事後評価でS評価(相当)を受けました。事後評価サイトはこちら(2015年5月14日公開、GR098)
2014.12.19
 文部科学省 科学技術・学術政策研究所が発表する 「科学技術への顕著な貢献2014(ナイスステップな研究者)」に望月優子研究ユニットリーダーが選定されました。
2014.7.22
国際共同研究『南極大陸アイスコアからさぐる過去2000年の火山噴火の歴史』を記者リリースしました。英国の科学雑誌『Nature Climate Change』オンライン版(7月6日付け)に掲載された当ユニットの研究成果の紹介です。 詳細はこちら  
米国プレスリリース(望月のコメント入り)はこちら
2014.6.5
理研ニュース6月号(2014年6月5日発行、公称9,000部)の【研究最前線】に、当ユニットの研究、『南極の氷床コアから太陽活動と気候変動の関係を探る』が紹介されております。 ぜひご覧ください。 ダウンロードはこちら
2014.3.24
日本天文学会2014年春季年会「女性天文研究者の会」における、
望月ユニットリーダーの講演「過度なストレスから心と身体の健康を守ってよい研究を〜知らないと損する10の知恵〜」(2014年3月22日)
講演スライド・配布資料をアップしました。

2011.7.1
2011年7月1日に研究ユニットが発足しました。